
ごあいさつ
当院では「動物も飼い主の方も幸せになれる事」をスローガンに思いやりのある医療を心がけて診療を行っています。
そのために十分な説明と同意にもとづく医療を、またCT・MRIなど高度医療診断が必要な場合や、専門的な手術が必要な場合、 大学病院などへの紹介も積極的に行っています。
また、入院による治療は最低限とし、外来による治療を多くすることにより、入院によるストレスを減らす診療をこころがけています。
インフォメーション
病院からのお願いです
新型コロナウイルス感染症の対策として受付を済ませて頂いたあと、
車でお待ちいただいております。
診察の順番になりましたらスタッフがお呼びします。
ご理解とご協力をよろしくお願いします。
コロナウイルスの感染者数はゴールデンウイークの後で現在増加していますが、 重症者数は減ってきています。これはワクチンによる発症予防や重症化 リスクの軽減によるものが大きいと思われます。 ファイザーやモデルナなど海外の製薬会社から輸入して何とかここまできたというところです が、なぜ国産のワクチンはないのかと思われる方も多いと思います。
今から40年前、ワクチンは病原体を培養して作っていました。当時 日本の製薬会社は優れた技術を持ってワクチンを製造していました。 その後ワクチンはバイオテクノロジーといわれる遺伝子組み換えの技術で 作られるようになり、現在は病原体を培養せず、病原体の一部の設計図を注射して、 体の中で設計図と同じ病原体の一部を作るという新しい技術が使われています。 それがファイザーやモデルナのコロナワクチンの技術です。
日本はこの技術に遅れをとっています。これから次の新しい感染症がおきた場合も、 その感染症の設計図がすぐ解析されてコロナウイルス感染症と同じかそれ以上に ワクチンが短期間で作られると思われます。
30年ほど前、日本はワクチンの健康被害が大きな問題となり国も製薬会社も ワクチンの開発を避けるようになったと言われています。現在日本の製薬会社は 海外の製薬会社から遅れ、やっとコロナウイルスのワクチンを作っている途中です。 完成したワクチンが日本で使われる可能性は低いと言われています。 しかしこれからすぐにでもおきる可能性のある新しい感染症に対して、 迅速にワクチンを作る技術ができている事は非常に大切なことです。
もともと日本は、新しい技術の開発をする事や造られた物の信頼性は、 どこの国にも引けを取ることはないはずです。技術の先端をいく以前の 日本に早くもどって世界の先頭に立ち世界をリード欲しいと思います。