
ごあいさつ
当院では「動物も飼い主の方も幸せになれる事」をスローガンに思いやりのある医療を心がけて診療を行っています。
そのために十分な説明と同意にもとづく医療を、またCT・MRIなど高度医療診断が必要な場合や、専門的な手術が必要な場合、 大学病院などへの紹介も積極的に行っています。
また、入院による治療は最低限とし、外来による治療を多くすることにより、入院によるストレスを減らす診療をこころがけています。
インフォメーション
病院からのお願いです
新型コロナウイルス感染症の対策として受付を済ませて頂いたあと、
車でお待ちいただいております。
診察の順番になりましたらスタッフがお呼びします。
ご理解とご協力をよろしくお願いします。
前回ヒトが食べても問題ない食べ物でいぬさんが食べると中毒をおこすものとして、 あまり知られていないブドウについてお話しました。今回はそれ以外にもいぬさんが 中毒をおこす食べ物や食べさせてはいけないものをお話します。
当院で中毒で来院されたことが多い順に、チョコレートやカフェインの含まれたもの、 ネギ・タマネギ、キシリトールガムなどがあります。チョコレートやカフェインがある コーヒーとくにミルクコーヒーなどは異常に興奮した状態にになり、たくさん食べたり 飲んだりすると命の問題となります。チョコレートのなかでもケーキ用チョコレートやココアパウダーは 少ない量でも中毒をおこします。
ネギ・タマネギは血液が壊れて尿が赤くなり貧血をおこすことがあります。キシリトールガムは 食べると低血糖になり量が多いと肝臓に障害がおきます。当院では診断したことがありませんが グアテマラ産のアボガドは中毒がおきることが報告されています。 また中毒ではありませんが鶏の骨は割れると尖った形になって胃や腸に刺さる事があります。 また高齢のいぬさんはリンゴや歯みがきガムが食道につまることがあるので注意が必要です。
意外と身近な食べ物の中には、いぬさんにとって危険なものがあり注意が必要です。