草間動物病院

松本市埋橋2-7-11(地図はこちら)  TEL:0263-33-2875

診療時間:平日9:00~12:00/15:00~19:00 日・祭日:9:00~14:00 水曜休診

草間動物病院 HOME
草間動物病院

ごあいさつ

当院では「動物も飼い主の方も幸せになれる事」をスローガンに思いやりのある医療を心がけて診療を行っています。

そのために十分な説明と同意にもとづく医療を、またCT・MRIなど高度医療診断が必要な場合や、専門的な手術が必要な場合、 大学病院などへの紹介も積極的に行っています。

また、入院による治療は最低限とし、外来による治療を多くすることにより、入院によるストレスを減らす診療をこころがけています。

インフォメーション

病院からのお願いです

新型コロナウイルス感染症の対策として
受付を済ませて頂いたあと、
車でお待ちいただいております。
診察の順番になりましたらスタッフがお呼びします。
ご理解とご協力をよろしくお願いします。

今回はねこさんのFIP という病気についてお話します。

FIPは猫伝染性腹膜炎とも言われる病気で原因となるのはコロナウイルスです。 この病気は以前からある病気で、ヒトの新型コロナウイルス感染症の原因のコロナウイルスとは別のウイルスです。 今までヒトがFIPウイルスに感染したという報告はありません。わかっていないことが多い病気で、 いろいろな検査を組み合わせないと診断できません。 一番信頼できる診断方法は、FIPウイルスが肉芽腫という病変を体の中に作るのでその病変をとって、 その中にいるマクロファージというものの中にコロナウイルスがいることで確定されます。

ほとんどのねこさんは別の腸コロナウイルスという無症状か軽い下痢しかおこさないコロナウイルスが体にいます。 ストレスがあったり多頭飼育でたくさんのねこさんがいるような環境で飼われていると、 まれに腸コロナウイルスがFIPウイルスに形を変えてしまいます。

ほかにも諸説あります がほとんどの学者がこの説を支持しています。したがってFIPウイルスが他のねこさんに感染する ことはないと言われています。

FIPの症状は熱がでたり、お腹や胸に水がたまったり、眼に炎症がおきて眼が白くなったり眼の色が変わったり、 神経症状がでたり、肝臓・腎臓・腸に肉芽腫というしこりを作ったりします。 診断の1つとしてPCR検査がありますがお腹の病変をとって調べると90%以上、お腹にたまった水で 70~80%、血液で15%以下の確立でFIP と診断されます。とる場所で確率がまったく変わってしまいます。

残念ながらFIPの治療法はまだわかっていません。一部の免疫を助ける薬や抗ウイルス薬が、 薬を使っている少しの間効果があると報告されています。またステロイド(プレドニンやデキサメサゾン)は お腹に水が貯まらないタイプにはある程度、治療効果があります。FIPの治療は感染症を治すというより ウイルスがおこした炎症とそこから派生しておきる体の反応をどう治すかということです。

獣医でFIPの研究をしているウイルス学者や治療をしている臨床の専門医がヒトの新型コロナウイルス感染症の 治療に少しでもお手伝いができればいいのではと思っています。

過去のインフォメーションはこちら →

診察日カレンダー


Copyright(C)KusamaAnimalHospital,All rights reserved.